日常英会話と“Basic English” [外国語会話]


オグデン(英国の言語学者)による“Basic English”といものがあります。これは、基本英単語850語+αで表現する英会話で、日常英会話のレベルならほとんどをカバーできます。


“Basic English”を最初に知った時には、かなり衝撃的でした。850語といえば、中学校で習う英単語よりもずっと少ないのです。それらの単語で日常英会話は何とかなる、という事なんですね。


日本の英語学習者は学校英語の影響か、やたら難しい英単語や表現法を覚えようとします。そうすれば、英語を話せるようになるという幻想を抱いているのです。


現実は逆で、初級者が難しい英単語を学べば学ぶほど、上達が遅くなります。覚えることが多くなるのでしっかり記憶できないし、しゃべるときにも、どの単語を使えばよいのかがわからなくなってしまうからです。


また、ネイティブは、日常英会話レベルではそんなに難しい英単語を使っていません。やさしい英単語を中心にしゃべっているのです。それを真似する方が早く上達します。


ちなみに、“Basic English”に含まれている動詞は、なんとわずかに16個!です。(come, get, give, go, keep, let, make, put, seem, take, be, do, have, say, see, send)


まずは、これらを使った表現を徹底的にマスターするべきでしょう。


 


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楽しく勉強することの大事さ [試験勉強]


勉強は楽しく行うことが大事です。これは、「楽しい」とか「わくわくする」といったポジティブな感情のときには、習得のスピードが違うからです。脳がそのようなつくりに成っているわけで、強制されて勉強しても効率が上がらないのです。


だから、好きな科目は成績が上がりやすく、その事がさらにその科目を好きにさせます。一方、嫌いな科目は脳が受け付けないので、いつまで経っても成績が上がらず、好きにもなれない、ということになります。


嫌いな科目を少しでも楽しく勉強するには、心理的な抵抗感を和らげてくれるような教材を利用するのが効果的です。典型的なものが、動画を用いた映像教材です。以前紹介した、河原塾・中2速習シリーズはその例です。


また、PCやスマートフォンを利用した、ゲーム形式、パズル形式の教材も有効です。語学系の教材にも、この形式のものが多く見受けられます。


タグ:試験勉強
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朝型勉強のススメ [試験勉強]


多くの人が「朝型勉強」を推奨しています。
私も、経験上、朝型勉強が良いと思っています。


その理由はいくつかあります。


■ 頭がクリアな時に勉強できる。
■ 睡眠を活用した勉強ができる。
■ 1日の最初に重要な事が進み、達成感が得られる。


遅寝朝寝坊の習慣がついている人は、朝起きてすぐに頭が働かないかもしれません。寝起き後しばらくは頭がボーっとしているとか。


しかし、たいていの場合は習慣の問題であり、朝型勉強のメリットを享受するために、早朝にパッと起きれる生活リズムに変えるべきでしょう。朝型の生活リズムに変れば、起きて直ぐに頭が働くようになります。


また、睡眠中は記憶を定着させたり、問題の解決方法を探したり、脳は活動しています。そのため、寝る直前の時間に勉強して、朝起きて直ぐに確認(復習)するという勉強法が有効です。


ただし、学校や仕事がある場合、この方法を実践するには朝型勉強でないと物理的に無理ですよね。その意味でも、朝型勉強がお勧めなのです。


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正解できるはずの問題で失点 [試験勉強]


模擬試験の結果が返却されたら、ぜひチェックして欲しい事があります。


それは、本来正解できるはずの問題で、


■ ケアレスミスや時間不足等によって何点失っているか?
■ それは満点の何%か?
■ あるいは、全失点の何%か?


ということです。


知識としては十分に正解できるのに失点するのは、とんでもなく損ですね。その得点差で合否が分かれるかもしれないのです。


したがって、ケアレスミスや時間不足等の対策は真面目に行なうべきです。特に、その失点が大きい場合には。


まずは、自分はどういう失点が多いのかを分析してみましょう。たいてい傾向があるはずです。よくやってしまうミスは、早めに対策を立てて矯正しましょう。


ミスの癖を放置したまま難しいことを勉強しても、試験ではザルで水をすくうようなものですよね。


 


タグ:試験勉強
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2種類の合格基準 [試験勉強]


試験には、2種類の合格基準があります。


① 一定の得点を取ったら合格
② 成績順が合格圏内に入ったら合格


①は絶対評価で、②は相対評価です。②の場合、定員数が決まっている場合と、合格率が決まっている場合があります。


一般的に、語学試験などの“検定試験”は①が多く、入学試験や、職業の前提となる国家資格試験(士業の試験)は②の方です。


①では、同じ試験を受ける他人がどうであれ、目標の合格点を確保しさえすれば合格できます。注意すべきなのはライバルではなく、試験問題の難易度なのです。どうしても難易度にバラツキがでるので、点数を取りやすい時とそうでない時があるわけです。


②は逆に、ライバルの状況が非常に重要です。周りの大半ができるのに自分だけできないという事態は致命傷になりかねません。基本的には、試験に出る可能性が高くて周りの皆ができることは、必ず自分もできるようにしておくべきです。


タグ:試験勉強
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1度で習得できなくて当たり前 [試験勉強]

一般に、物事を習得するには繰り返し練習することが必要です。1発では習得できません。


試験勉強も同じで、1度の勉強では理解できなかったり記憶できなくて当然です。しっかり身につくまで繰り返し復習すれば良いだけの話です。


ただ、どれ位の量を単位として勉強するのかは1つのポイントです。英単語の記憶で言えば、10個ごとに覚えるのか、30個ごとに覚えるのか、100個ごとに覚えるのか、といった話です。


学習の単位が大きければ(首尾よくマスターできた場合の)効率がよいものの、人によってはなかなか覚えられなくてストレスになったりします。これは、学習単位が自分の適性サイズをオーバーしているからです。


そんな場合には、学習単位を小さくすることによって、ちゃんとマスターできるので、心配はいりません。


試験勉強の計画を練る時には、何度も理解や記憶のし直しを行なうものと考えておきましょう。


 


タグ:復習
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本質的な記憶法 [試験勉強]

記憶法はかなり昔からいろいろ考えられてきました。自分の部屋など身近にある場所に貼り付けて記憶する方法(場所法)や、とっぴなイメージに貼り付けて記憶する方法は有名です。


また、語呂合わせは誰でも使った経験のある記憶法でしょう。意味のない数字や文字の塊りを覚えるのには、非常に強力な記憶法です。


ただ、勉強における本質的な記憶法は、既知の知識と関連付けを行って、内容を理解した上で覚える方法です。


この記憶法の強みは、既知の知識からたどって思い出すことができる点です。たとえ忘れてしまっても、周辺知識から思い出せる可能性があるのです。


勉強は点(個々の知識)で覚えたらだめです。ネットワーク(個々の知識を結ぶ関係)で覚えるべきものです。それによって、記憶が堅固になるだけでなく、応用問題に強くなります。


 


タグ:記憶法
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外国語会話の習得法 [外国語会話]

よく、「英語は慣れだ」と言われます。実用的な英会話を身につけるためには、いわゆる「勉強」をするよりは、「慣れる」感覚や「熟練する」感覚で学習することが大事です。


これは、自転車に乗れるように練習するのと同じ事です。いくら知識を増やしても自転車に乗れるようになるわけではありません。何回も失敗しながら体に覚えこませることが大事なのです。


頭でアレコレ考えているうちは、上手く自転車に乗れません。無意識でバランスを取れるようになると、だいぶ上達したということですよね。


外国語会話の習得も基本的には同じです。ある程度の単語や文法の基礎知識があれば、あとは実際の会話を無意識で使えるように練習するのが早道です。難しい英単語や文法を勉強するのは、努力の方向がずれています。


外国語会話の学習法は、スポーツや楽器などの習得と同じで、体に覚えさせるように繰り返し練習するのがコツです。


 


タグ:外国語会話
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高校受験用【映像】速習教材 [試験勉強]

今回は、高校受験生や高校受験の準備を早く始めたい中学2年生のための速習教材を紹介します。


中学3年生でありながら、中学2年生(あるいは1年生)の勉強内容が身についていない生徒が大勢います。


そうした生徒が、3年生の勉強をしながら、2年生(1年生)の勉強も復習しなおすというのは、相当に大変なことです。


本来なら、3年生の勉強を一旦ストップして2年生(1年生)の勉強に集中し、それが終ってから3年生の勉強を再開するのがよいのですが、学校や塾の授業は待ってくれません。


そんな事をしていたら、3年生の勉強もチンプンカンプンになってしまいます。


結局、3年生の勉強は続けながら、少し時間をとって2年生(1年生)の復習をするしかないのです。


当然、復習はなるべく短時間で効率的に行わなければなりませんね。そのためには、勉強法や教材をよくよく考えなければなりません。


実は、2年生の英語・数学・理科の全てを合わせても、16時間半くらいの時間で復習できてしまう【映像】速習教材があります。


河原塾・中2速習シリーズ】と言うんですが、学校で1年間かけて習う内容が、1教科あたりわずか数時間の映像授業でマスターできるんですね。


ふと、思ったんですが・・・、


この教材は元々、2年生まで“遊んで”しまった3年生用に作られたんです。


でも、1年分の勉強内容が数時間の映像授業で復習できるなら、2年生が利用した方がご利益が大きいんじゃないか、と。内申点も上がるでしょうから。


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吉永賢一さんの教え [試験勉強]

東大記憶法」の吉永賢一さんは、勉強で記憶するコツを次のように伝えています。


● 他のよく知っている知識と関連付けて覚える
● 繰り返し何度も覚える(要するに復習する)
● 積極的にアウトプットする


いずれも特に目新しいものではありません。過去に1回ぐらいは聞いたことのある項目ばかりだと思います。つまり、基本ですね。


やはり、基本は重要であり、しっかり守るべきだというのがよくわかります。


アウトプットは、勉強したことを自分なりに他人に説明してみるのがベストです。でも、それが困難なのであれば、もっと気楽な方法でもそれなりの効果はあると思います。参考書を読みながら、あるいは音声講座を聴きながら、紙切れにメモをとるだけでもOKです。「読み流し」「聞き流し」よりは遥かに記憶に残ります。


タグ:記憶のコツ
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